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SwitchBotのサーキュレーターは現在3機種あります。「サーキュレーター」「サーキュレーター 2 Pro」「サーキュレーター(スタンド型)」の3つですが、公式サイトを見てもどれを選べばいいのか分かりにくいと感じた方が多いのではないでしょうか。
調べてみると、3機種は「上位モデル・下位モデル」という単純な関係になっていません。消費電力も対応畳数もほぼ同じで、カタログ上の風のパワーだけを見ても差がつかないのです。
この記事では、SwitchBot公式サイトの製品情報をもとに3機種の違いを整理します。「どれを買えばいいか」だけでなく、買ったあとに買い替えないと直せない差はどこかまで先にお伝えします。
先に結論
3機種は風の強さで選ぶものではありません。差が出るのは「静かさ」「バッテリーのもち」「どう置くか」の3点だけです。コンセントのない場所で長時間まわしたいなら2 Pro、床置きで高さを変えたいならスタンド型、まず1台試すなら無印で足ります。
3機種の違いは「風の強さ」ではありません
サーキュレーター選びというと、まず風の強さを比べたくなります。ところがSwitchBotの3機種は、ここがほとんど同じです。
公式の製品情報では、3機種とも定格消費電力は24W、対応する広さは30畳前後と案内されています。モーターもすべてDCモーターです。つまり「広いリビングの空気を動かせるか」という基準では、どれを選んでも足ります。
では何が違うのか。実際に効いてくるのは、使う場面のほうに紐づいた差です。夜に寝室で使うのか、コンセントのないベランダで使うのか、リビングに置きっぱなしにするのか。ここで選ぶ機種が変わります。
なお、サーキュレーターは冷房の効率を上げる道具だと思われがちですが、冬の暖房でも役に立ちます。暖かい空気は天井付近にたまるため、循環させると足元の寒さが和らぎます。電気代の考え方については「スマート家電で電気代は上がる?下がる?節電に効く使い方を解説」でも触れています。
SwitchBotサーキュレーター3機種の違い
公式サイトの製品情報から、選ぶときに効いてくる違いだけを抜き出しました。
| 項目 | サーキュレーター (無印) | サーキュレーター 2 Pro | サーキュレーター (スタンド型) |
|---|---|---|---|
| 最小運転音 | 約24dB | 約21dB | 約22dB |
| バッテリー 連続運転 | 最大50時間 | 最大70時間 (モバイルバッテリー併用でさらに延長) | 最長28時間 |
| 首振り | 左右のみ | 左右90°・上下90° | 左右90°・上下100° |
| 置き方 | 卓上・床置き | 卓上・床置き | 3段階の高さ調節 |
| 給電方式 | 電源コード式と バッテリー式の2種類 | AC電源・USB Type-C・ 内蔵バッテリー | 内蔵バッテリー |
| ハブの要否 | 連携にハブ製品が必要 | Matter対応でハブ不要 | 公式に記載なし |
| そのほか | 羽根径23cm | イオン・フィルター・ アロマの3in1/ライト | 木目調デザイン/ 間接照明/リモコン収納 |
| 定格消費電力 | 3機種とも24W(対応畳数も30畳前後で共通) | ||
現在のラインナップと最新価格はAmazonの「SwitchBot サーキュレーター」検索結果でも確認できます。
表のとおり、あとから買い足して埋められない差は「バッテリーのもち」「上下の首振り角度」「高さを変えられるか」の3つです。アロマやライトのような付加機能は使わなければいいだけですが、この3つは本体を買い替えないと変わりません。まずここから決めてください。
→ どこで買うのが安心か(公式・Amazon・家電量販店の違いと、保証やサポートの扱い)は「SwitchBotはどこで買うのが正解?公式・Amazon・量販店を比較」で詳しく解説しています。
買う前に知っておきたい落とし穴3つ
① 運転音の数字は、そのまま比べられません
ここが3機種でいちばん誤解されやすいところです。公式が出している最小運転音は、無印が約24dB、2 Proが約21dB、スタンド型が約22dBです。数字だけ見ると2 Proが最も静かに見えます。
ただし測定条件が3機種でそろっていません。無印は「そよ風モード」、2 Proは「風量1・フィルターを取り外した状態・本体正面1mから測定」、スタンド型は「赤ちゃんモード」での数値だと公式に注記があります。
とくに2 Proの条件はフィルターを外した状態です。フィルターを付けた通常の使い方では、この数値どおりにはならない可能性があります。3dBの差を根拠に機種を決めるのは、あまり意味がありません。どれも「就寝中に気にならない程度には静か」とだけ考えて、別の基準で選んだほうが失敗しません。
② バッテリーのもちは3機種で倍以上ちがいます
ここは実害に直結する差です。内蔵バッテリーでの連続運転時間は、スタンド型が最長28時間、無印が最大50時間、2 Proが最大70時間と案内されています。スタンド型と2 Proでは2倍以上の開きがあります。
ただしこれらは、いずれも風量を最小にして首振りなどを止めた条件での数値です。実際に強めの風で使えば短くなります。「コンセントのない脱衣所やベランダで長時間まわしたい」という使い方が中心なら2 Pro、部屋の中でコンセントに挿して使うのが基本なら、この項目は気にしなくて構いません。
なお無印だけは電源コード式とバッテリー式の2種類が用意されています。同じ「サーキュレーター」という名前でも中身が違うので、購入時に給電方式の表記を必ず確認してください。ここを見落とすと「充電できると思ったらコード式だった」ということが起こります。
③ ハブが要るかどうかが、2 Proだけ違います
SwitchBot製品は、外出先からの操作や他の機器との連携にハブ製品が必要になるものが多くあります。ところが2 ProはMatter over Wi-Fiに対応しており、SwitchBotのハブ製品なしでスマートホーム環境に組み込めますと公式に明記されています。
すでにSwitchBotのハブを持っているなら、この差はあまり関係ありません。逆に「サーキュレーターだけ買って音声操作したい」という入口の人にとっては、ハブを買い足さずに済む分が実質的な差額になります。ハブ側の選び方は「SwitchBotハブ比較|ハブ3・ハブ2・ハブミニの違いと選び方」にまとめています。
なおスタンド型については、公式の製品ページにMatter対応の記載が見当たりませんでした。ハブなしでの連携を前提にするなら、購入前に公式サイトで最新の対応状況を確認することをおすすめします。
目的別・どれを選べばいいか
- コンセントのない場所で長くまわしたい(脱衣所・ベランダ・キャンプなど)→ 2 Pro。バッテリーが最も長く、モバイルバッテリーを足せばさらに延ばせます。
- リビングに置きっぱなしにして、高さを変えたい → スタンド型。3段階の高さ調節と上下100°の首振りは、この機種だけの特徴です。木目調で家具になじみます。
- まず1台試したい/コンセントの近くで使う → 無印。電源コード式を選べばバッテリーの劣化を気にせず使えます。
- ハブを持っていない/買い足したくない → 2 Pro。ハブなしで音声操作まで届きます。
空気まわりの機器をまとめて自動化したい場合は、空気清浄機や加湿器との組み合わせも検討の余地があります。その考え方は「cado×SwitchBotで空気ケアを自動化|測って整える湿度・空気管理」で解説しています。
SwitchBotサーキュレーターを買うなら
3機種とも工事は不要で、届いたその日から使えます。型番や給電方式の表記が紛らわしいので、購入前に公式サイトで現行ラインナップと最新の価格を確認しておくと安心です。
🔔 3機種の現行ラインナップと最新価格は公式サイトでチェックできます
よくある質問
Q. 冬も使えますか?
使えます。暖房を入れると暖かい空気が天井付近にたまり、足元が寒いままになりがちです。サーキュレーターで空気を循環させると、この温度ムラが小さくなります。公式も「夏はエアコンの冷気を広げ、梅雨は部屋干しや湿気対策に、冬は天井付近にたまりやすい暖気を足元へ」と、通年での使用を案内しています。
Q. 扇風機とは何が違うのですか?
扇風機は人に風を当てて涼しく感じさせる道具、サーキュレーターは部屋の空気を動かして循環させる道具です。サーキュレーターは直進性の高い風を遠くまで飛ばす設計になっているため、人に当て続ける使い方には向きません。ただしスタンド型のように高さを変えられる機種は、扇風機に近い使い方もできます。
Q. 電気代はどのくらいかかりますか?
3機種とも定格消費電力は24Wです。公式は電力料金の目安単価をもとに「1日8時間の使用で1日あたり数円程度」と案内しています。エアコンと比べれば小さい数字ですが、実際の金額は契約している電力プランや使用時間で変わります。家全体の電気代を見直したい方は「一人暮らしの電気代が高すぎる!原因と節約術7選【見える化で解決】」もあわせてご覧ください。
まとめ
- 3機種は上位・下位の関係ではありません。消費電力24W・対応30畳前後は共通で、風のパワーでは差がつきません。
- あとから埋められない差は「バッテリーのもち」「上下の首振り角度」「高さを変えられるか」の3つ。ここから決めてください。
- 運転音の数字は測定条件がそろっていないため、単純比較できません。3dBの差で機種を決める必要はありません。
SwitchBotのサーキュレーターは、どれを選んでも「部屋の空気を動かす」という基本性能は満たします。迷ったときは、使う場所にコンセントがあるかどうかで絞り込むのがいちばん早い方法です。購入先による保証やサポートの違いは「SwitchBotはどこで買うのが正解?公式・Amazon・量販店を比較」にまとめていますので、買う前に一度ご確認ください。



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